ミスしやすいリフレクターの仕様の解説とちょこっと対策
遊撃のリフレクターはほぼ同じ仕様ですが、僕はファルコ使いなのでファルコ目線が多いです。
基本的には僕自身の経験から、ありがちなミスとその原因・対策について記していきます。
リフについてはこっちも参照推奨。
（略称解説：、F＝フレーム、jc＝ジャンプキャンセル、sj＝ショートジャンプ、狐＝フォックス、鳥＝ファルコ、hs＝ヒットストップ、N＝ニュートラル）
リフ反転について
リフを入力したFを1F目とすると、4F以降にjcと反転が可能なのですが、反転を行った後は2Fの間jc入力を受け付けません。
つまりリフ反転からjcを行う場合、最速でも7F目にjc入力することになります。
デバッグモードのアイテム掴み判定から察するに、恐らく反転自体は1Fで行われるものの硬直が2Fある模様
（補足１）この仕様はリフ反転掴みや、空中リフ反転からの各種行動などの際にも重要です。
（補足２）リフのjcと反転を同一フレームに入力すると反転が優先される…のかな？デバッグモードで確認しただけで確証はないです…。
リフの台すり抜けについて
台上で発動したリフは、リフ入力の後スティックを下に入れっぱなしにすると床をすり抜けます。
具体的にはリフを入力したFを1F目とすると、2F目にスティックが下に入力されていると起こります。
また、スティックをNに戻した後にもう一度下方向に入力しても台をすり抜けます。
（台すり抜けの下入力には閾値が存在するかと思いますが、わからないので割愛！）
しかしリフで台すり抜けを起こさないメジャーな方法は別にあり、それは直前の動作の硬直中等にあらかじめ下入力を行っておくというものです。
例えば空中Nで台に着地してからリフをする場合、空Nの着地硬直中にあらかじめ下入力をしておけば、スティックをNに戻さない限りリフで台をすり抜けることはないです。
問題はファルコでよくある「台上で歩きからのリフ」です。
こればっかりは根性で入力しましょうｗ
幸いhsがあるので意識さえすればそこまで難しくないはずです。僕は全然安定しません
絶リフについて
地上ジャンプの飛び始めるFに入力したリフのことを絶リフと言い、その後もう一度地上ジャンプができる…といったものです。
ただこの絶リフは4,5F目のjcで空中ジャンプ、6F以降のjcで地上ジャンプが出ます。
（補足1：6ステの坂の部分などでも変わりませんでした。ただ上り坂でダッシュ絶リフした際の仕様は誰かの記事でありましたが忘れました…。要は着地と同時にリフを出すと攻撃判定が出ないバグの話です。）
（補足2：絶リフの4,5F目のY座標は床に立ってるときと同じです。空中でのリフの姿勢が関係してるのかも…？）
なので絶リフの練習をする際のjcが誤って空中ジャンプになっている場合には
1 絶リフのタイミングが遅い
2 絶リフの後のjcが早い
という２つの原因が考えられます。
特にhs有りであれば、2が起こり易くなるので気をつけましょう。
（補足）
絶リフを最速or準最速でjcすると空中ジャンプになることから、海外のwestballzなどは少し特殊なリフ固めをしています。
（例）ファルコで二連リフ（リフ→絶リフ）から絶空の場合
参考動画
1F：地上リフ
4F：ジャンプ入力
9F：絶リフ
12F：ジャンプ入力（空中ジャンプ）
13F：空中緊急回避（＝絶空）入力
14F：着地
～23F：空中回避（＝絶空）の着地隙
※上記13F目の空中回避ですが、真下入力でも斜め45度程度でも着地までに2Fかかります。（入力の次のFに着地）
上記はあくまで理論上の早さですが、地上ジャンプの遅いファルコには特に有用なテクニックです。
その分難易度も高いです。特に絶リフの地上ジャンプキャンセルとの使い分けが本当に難しいと僕は感じています。
なお絶リフの入力が苦手で空中リフになってしまう人でもこの「空中リフを空中jcからの最速絶空」という方法であれば、リフからのキャンセル入力が常に一定のタイミングで行える為オススメです。どちらも高難度ですが…
（参考）ファルコで二連リフから地上jc絶空の場合
参考動画
1F：地上リフ
4F：ジャンプ入力
9F：絶リフ
14F：ジャンプ入力（地上ジャンプ）
19F：空中回避（＝絶空）入力
～28F：空中回避（＝絶空）の着地隙
（参考その2）
以上のようにファルコでは5F短縮できますが、フォックスで同様の方法を取ると3Fの短縮になります。
しかし狐の場合絶リフ最速空中jcからの絶空は真下ですと鳥同様着地まで2F、斜め45度ですと3Fかかります。(狐の空中ジャンプの初速が速い為)
ですのでシビアな状況を除き、絶リフよりも「空中リフを空中jcからの最速絶空」の方が強いのかも…？
崖際のDAについて（追記）
遊撃のDAは崖側や台の端で行うとモーション中及びモーション終了後、座標的にはその崖や台よりも外側に存在することになります。
ファルコの方が使う場面が多いかと思いますが、例えば崖側でDAカス当て→リフ絶空→ドリルのようなコンボもありますが、この場合のリフの後の絶空は最速ではなく少しディレイをかけて緊急回避の入力をしなければなりません。
細かい説明はこちら→https://twitter.com/kazya_ssbm/status/840898668941074433?s=21
更に追記
次の記事の中の「崖端・台端におけるDAなどをした場合の位置座標ついて」の項目で細かい説明をしてあるので、よかったらそちらを見て下さい。
質問・間違いの指摘などは、コメント欄またはtwitterまでお願いします！
