SSBMノート(公開用)

ほぼ自分用のメモ

スマブラDXで攻撃判定が最も低い位置に出る地上技って何だと思いますか?

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はい、タイトル通り地上技の攻撃判定の最下部の座標を比較してみました。飛び道具系は除外してます。

空中技で崖下にどこまで攻撃判定を出せるかを比較しようとするとECBの関係で死ぬほど面倒そうで今回は見送りましたが、今考えるとキャラのY座標を0とした時の攻撃判定の最下部のY座標の比較くらいなら簡単に出せそうなので気が向いたらやってみるつもりです。地上技より更に役に立たたなさそうですが…。

しかしまあ今回は地上技のみということでなにとぞ。

 

はじめに

繰り返しになっちゃいますがスマブラDXの地上技で一番低い位置に出る技は何だと思いますか?軽く予想してみてから表を見てもらえると面白いかもしれません。

結果を見た個人的な感想ですが1位は忘れてたけどまあ納得、2位もまあ確かにそうかもくらい、3位は少し意外やったけども…って感じ、4位は個人的にツボで、5位は悲しくなりました

 

割と低い位置に出ると思っていたあの技が実はそこまで低い位置に出ていなかったり、新たな知見が得られてよかったです(こなみ)

あとマイナーキャラの知識とかは全然自信がないので普通に抜けてるものがあるかもしれません。もし「このキャラのこの技も低めに攻撃判定出るよ!」とか、「その技のその判定バグで実際には判定ないよ(※)」ってとこがあったら教えて下さるとありがたいです>_<

ヨッシー横BのID:1とかファルコン下BのID:2(対飛び道具だけの判定らしい)みたいなのとかそんな感じの小ネタ好きなんですが全然知らないのでゆるぼって感じです

→そういや昔教えてもらったの忘れてました詳しくはこちら

 

表!

という訳で地上技の攻撃判定の座標とサイズ、そしてその「攻撃判定の最下部の座標」を表にしました。

ちなみにサイズですが、スクショに適当なメモリを合わせて計算した結果恐らく判定の半径*1を指しているものと思われます。なので「攻撃判定の最下部の座標」は単純にY座標からサイズを引いただけの値になります。

→半径でした。合っててよかった

smashboards.com

 

その為「攻撃判定の最下部の座標」は正確でない可能性がありますが、同一条件下での比較には問題ないと考えています。なので数値はあくまで参考程度で(小声)

 

判定の最下部が-3.1以下のところは赤字-3.9以下のところは黄色で網掛け-5以下のところは緑色で網掛けにしています。(この閾値に特別な意味がある訳ではないです)

長すぎて&雑なスクショで見づらいので網掛けのとこだけでも見てもらえればと思います。気が向いたら見やすくしてみます

 

注意点として、このゲームの攻撃判定は直前のフレームのものと現在のフレームのものの間が補間される性質(英語圏ではHitbox Interpolationかな多分)があります。なので例えばマルスの横強みたいに下から上に振り抜くモーションの技でも実際に攻撃判定が低い位置にあるのは7F目と8F目になります。

そのため表だけで見ると1Fしか低い位置に攻撃判定が出てないように見えても実際には2F出てる技がままあります。もちろん攻撃判定の持続自体が終わってしまう場合は除きますが…

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解説…のようなもの

攻撃判定が低く出る順番に並び替えた方がいいかとも思いましたが思い付いた順番のまま投稿することにしました。個人的に重要度が高いキャラの方が上にいる傾向で見やすいしいいかなって…。思い付いた順ということで気付かれた方もいるかもしれませんが、ドクマリの横B完全に忘れてました…それなりに対戦経験あるのに何とも恥ずかしい…。というか下強下スマのことばっか考えて必殺技のこと忘れてた(小声)

 

TOP 5!! 

とりあえず上位5つだけまとめてみます

1位 ドクマリ横B(12F):約-8.6

2位 クッパ下B(着地の瞬間):約-7.7(sj最速下Bだと着地はジャンプ入力から数えて42F目)

3位 ドンキー下B:約-7.0※空中の相手にヒットしない

4位 ガノン上強(81F):約-5.7

5位 ミュウツー下スマ(ID1):約-5.6※空中の相手にヒットしない

 

抜けてるものがあるかもしれないのであくまで暫定的な表ですが、ドクマリの横Bがここまでダントツで下に判定が出る技だったとは思いませんでした。実際その凶悪性能は身をもって知ってるつもりでしたがここまでとは…。(※ドンキーの下Bは空中の相手にヒットしないし仕様も特殊なので後で補足します。)

ガノンの上強は発動に儀式(80F)が必要やったりクッパの下Bの着地の瞬間の攻撃判定は遅い上に持続1Fやったりドンキーの下Bとミュウツー下スマID:1は空中の相手にヒットしなかったり1位以外は大喜利大会みたいな面々ですね…

 

他にも実戦的な発生と低い攻撃判定を持つ技はそれなりにいますが、割とマイナーキャラばっかりなので分からん殺しされないようにこれを機に頭の片隅にでも置いておいた方がいいかも?と思います。僕も調べてなかったら「それ当たんの!?」って叫んでいたであろう技が結構ありました。

 

参考程度のスクショ

最後にTop 1.2.4.5のドクマリ横B・クッパ下B・ガノン上強・ミュウツー下スマとその比較対象にマルス下強・ファルコ下スマの画像@終点の崖を載せておきます。角度もズーム倍率もスクショの大きさもバラバラなのでこの画像のまま単純比較はできませんが、参考がてら見てみてください。

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デカすぎんだろ…って感じですw

ちなみに攻撃IDの0が赤・1が緑、2がマゼンタ・3がオレンジ色の球体に近い多面体(?)で表示されており、黄色はキャラの食らい判定になります。

 

繰り返しになりますが、ミュウツーの下スマのID:1は空中の相手にヒットしないので実際に復帰阻止で使うことになるのは大きな緑色の判定ではなくその内側に透けている赤色の判定になります。(ちなみにIDの0と1で変わるのはサイズと音量だけ。ふっとび方も全く変わらないパラメーター。何故こんな調整に…)

 

崖に設置した上位5キャラの攻撃判定を避けながら崖を掴むことのできるモーション(もちろん無敵は除く)を持つキャラがいるのかちょっと興味があるので気が向いたら試してみたいです。

 

ドンキーの下Bについての補足

地震のような技のためかドンキーの下Bはかなり特殊な仕様となっている。

まずドンキーの向きに関わらず攻撃IDは左から0-1-2-3と並び、攻撃判定の一つがドンキー自身に重なるよう(ドンキー自身の前方0.2。後述するように崖端等ではドンキー自身と同じX座標)に配置され、ドンキーの前側に攻撃判定が2つ・後側に1つ配置される形となる。またそれら4つの攻撃判定は基本的に12.0間隔で均等に配置される。

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後述するようにだの基本的にだの言ったように崖際は少し仕様が異なる。

地震のような技なので地面がない場合その攻撃判定は出ない…かと思いきや実は判定が出ている。ただし攻撃判定のX座標は崖端までしか出ない為しばしば重なって出る。(←この部分若干勘違いしてました!不幸中の幸いなことにギリギリ文面は間違ってないけど正確じゃないです。詳しくは後述します。申し訳ないです…

例えば画像4枚目のようにドンキーを終点の右の崖端(x=85.56570)に立たせ下Bをすると攻撃ID:1-3は全て全く同じX座標(x=85.56570)に出現する。地震のような技なので仕方ない仕様ではあるが同じ場所に判定が3つ出てもまあ無駄である。チップは攻撃IDを消費しないそうなので3つの判定全てでチップからの本当てになれば11+11*1/2*3=27.5%ダメージが入るのだろうか…?(要検証)…そもそもチップってダメ半減やったっけ?

ちなみに空中の相手にはヒットしない地震のような技なので当然ではあるがせっかく3番目に低い位置に攻撃判定が出る技なのに復帰阻止に使えないのは致命的すぎる。崖掴まりも内部的には空中判定なので崖掴まり中の相手にすら当たらない…崖っぷちの相手に地面叩きながら威嚇するゴリラの図はあまりにもシュールな絵面なので一見の価値あり。

 

ちなみに×2、4つの攻撃判定のZ座標とサイズは同じであるがY座標はほんの僅かに異なる。ドンキーが右向きの場合ID0が2.00008、ID1が2.00010、ID2が2.00008、ID3が2.00007であり、左向きの場合はその反対となる。要はドンキーの前側の一番遠い判定が最も低い高度(2.00007)に出るということである。誤差レベル。だがもしかするとチップでの重複を避けるためにY座標が微妙に異なるのだろうか…?一応右端にせよ左端にせよy=2.00008の攻撃判定のX座標が全く同じ位置に重なる状況は恐らくないのでその説はある気がする…

 

ちなみに×3、ドンキーが向いている方向に関わらず右手→左手の順で地面を叩き、その後追加入力で交互に地面を叩き続けるもの(左右どちらも持続2Fで右手→左手は10F、左手→右手は15Fの間隔で叩く)であるが、左右どちらの手で地面を叩いても攻撃判定の座標もサイズも全く差異がない。右手で叩こうが左手で叩こうがZ座標すら変わらない正確な力配分ができる凄いゴリラ。ぶっちゃけどうでもいい

 

一応最後にドンキーの下Bの表も貼っておく。1回目の周期の分しかないが、軽く確認したところ2回目以降の周期でも同じパラメーターだったので恐らく変わることはないと思われる。

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(4/22追記)訂正!!!

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(前述した通り間違った認識のまま投稿してしまいました。ごめんなさい…)

攻撃判定のX座標が崖などの端っこを越える場合には端っこギリギリのX座標に判定が配置されると思っていたが、実際にはハミ出てしまった判定はドンキー自身と同じX座標に配置される。分かりにくいが、上記の画像をよく見るとドンキーの真下にオレンジ(ID:3)の判定が表示されている。

上記の画像の状況の場合にドンキー自身のX座標を0とすると攻撃判定のX座標はそれぞれ

ID 0:x=-11.8

ID 1:x=0.2

ID 2:x=12.2

ID 3:x=0

となり、要はハミ出てしまって行き場を失った攻撃判定はドンキーの足元にひっそりと配置される形となる。

 

~訂正終わり~

今後はこういうことないように心掛けます…(´;ω;`)

 

その他のプチ補足

  • 遊撃の下スマの前後を比較すると後ろ足(ID:0)の方が低い位置に攻撃判定が出る一方、前足(ID:1)の方が奥行きは優秀。ちなみにファルコよりフォックスの方がより下側に判定が出る。
  • プリンの下スマは左足(=プリンが向いている方向に出る足)の方が低い位置に判定が出る。0.2くらいの差なのでほんの僅かではあるが…
  • マルスとロイの横Bは意外と下に判定出なかった。3段目下シフトは確かロイの方が下に判定出たと思うけどうろ覚え。
  • ピカチュウの下Bの雷の本体の判定は大きいが如何せん座標が高くて思ってたより下には判定出なかった。
  • 飛び道具系は除外したが参考までにシークの横Bの鉄糸舞は判定最下部-20くらいまで到達する。どうでもいいがシークの地上技は下スマの中心の判定(ID:0)くらいしか判定の最下部が地面より下に出るものがない。それでも-0.8くらいやし特に実用性もない
  • 飛び道具系は除外したが、そもそも20xx thpで飛び道具系の攻撃判定の座標の確認のやり方が分からなかった。ブラの高度とか試したかったのに…

 

終わりに

いかがでしたでしょうか…?

予想通りでした?それとも意外でしたか?面白く感じてもらえたり少しでも役に立ちそうなところがあれば幸いです。

 

遊撃使い的に中々面倒くさいマルスの下強が判定の最下部の座標は実はそこまで低くなかったり、ガノンファルコンサムスの上強の踵落としが思ってた以上に下に判定出るものだったのは個人的に驚きでした。あとドンキーの下Bはともかくミュウツー下スマのID:1が空中の相手にヒットしないのは意味不明すぎて悲しくなりました…

ちなみに僕は今回の調べプレイを行うまで、ヨッシーの下強よりマルスの下強の方が低い位置に攻撃判定出ると思ってましたし、一番低い位置に攻撃判定が出る地上技は全く見当が付かないながらもゲムヲの下強とかかなくらいに思ってましたし、マルスの下強も低い位置に攻撃判定が出るランキングのtop5-7くらいじゃねって思ってました。

表を見てもらえれば分かる通りあまりにも見当違いでした!wまあ自分の感覚って当てにならんなと再確認できたのでヨシ!

 

そもそものきっかけは遊撃の下スマと横強下シフトって判定の座標の下部ってどれくらい差があるんかな?と思って調べてみたことだったんですが、その過程で下スマの前後差に気付くことができ、更にそこから派生して他のキャラ・技にも興味が出て今回のこの比較表を作るに至った訳ですが意外と面白かったです。最初はこんなん知ってて何の役に立つんやとも思いましたが、ビジョンで崖を狙う際どの程度シビアなビジョンを狙うべきかの指標になるかなと感じています。

↓ことの発端

 

次回予告

次回の記事は色んな状況下での%管理系をまとめたものを投稿しようと思っています。

大体元々自分用に作ってはいたのですが、他人に見せられる代物じゃなかったり対象キャラが主要キャラしかいなかったり状況設定が甘かったりやらで割と作り直す羽目になり中々時間がかかっています(´;ω;`)

特にジャブリセ対策一覧表の計算が面倒くさすぎて及び腰。仕様は理解した(つもり)やからあとは実際に計算式放り込むだけ!ってなってから300年くらい過ぎた。。。

 
他にも下書きのまま放置してる記事が本当に山積みなので、死ぬまでには忘れないうちに諸々の調べプレイの備忘録はがんばって投稿したいなと思ってます。。。こういうこと書いておかないといつまでも投稿できそうにないし…(小声)

最後まで読んで下さってありがとうございました!それではまた!

*1:処理的な問題からか、デバッグモード上の判定表示の見た目上は球体に近い多面体っぽいポリゴンで表示されてるけど、実際には真球らしい…。